2006年06月

2006年06月14日

オランダ旅行2〜アムステルダム/キンデルダイク

オランダ旅行2日目。

オランダと言えば美術館。

ここアムステルダムにも、ファン・ゴッホ美術館、国立美術館、近代美術館等、
アートに疎い人でも一度は訪れてみたい美術館が沢山ある。
全部見るには、1日ではとても無理だ。

そのなかで、今回行ったのは

ファン・ゴッホ美術館

朝10時には、すでに長蛇の列が出来ていて、日本からのツアーの人も沢山。
若干げんなりするが、せっかくなので覚悟を決めて並ぶ事に。。。

約30分後、やっと入場券をかって中へ。
(ちなみに私は
、国内400カ所の博物館や美術館で、
入場料が無料か割引になる
ミュージアムカードという奴を購入。
30ユーロで、1年間有効)

まぁ、ここで改めて私が説明するまでもなく、
誰もが見た事のあるゴッホや、
「え?これもゴッホ?」と思うような、意外な作品が本当に沢山見る事ができる。

この時は、特設でレンブラント&カラバッジオというのもやっていたので
ついでにこれも見ておこうという事になったのだが。。。
これも決して“ついでに”見れるボリュームではなく、
かなり充実していた。
私は、レンブラントは“光と影”のコントラストがドラマティックな絵の
先駆けと思っていたが、実はこのカラバッジオをレンブラントが真似たのね〜。
と、初めて知る。。。。これってもしかして常識ですか。。??
ってゆーか、カラバッジオ自体、じぇ〜んじぇん知らなかった。。。(ーvー;)
でも、絵を見て行くと、見た事のある絵も結構あるんだよね〜。
絵を見るのは好きなんだけど。。。知識はほぼ0のワタシでした。。。

結構足早で見て、結局2時間強掛かってしまった。
今日はまだ先があるのに。。。

世界遺産 キンデルダイク

アムスから1時間程の世界遺産。
川沿いに19基もの水車が立ち並ぶキンデルダイク。

kinderdijkこの川を、ボートで下りながら風車を見学する事ができる。
kinderdijk_2

おもちゃのようにカワイイ風車の風景だが、この中にはちゃんと人が住んでいる。
1基の中が見学できるようになっているのだが(有料)、
部屋は意外と広く、思っていたより快適な生活がおくれそうだ。
ただし、風車の回る音は結構デカイ!
住人である風車守の人たちは、風の方向と強さをみながら風車を調節しまわしている。
ただ、最近は老朽化がひどく、しかし修理する糧が無いという事で
募金箱も設置されていた。

この風車達の役割もやはり、ネーデルランド(低い土地)の需要、治水のコントロール。
ここでもまた、オランダの水との戦いがあり、結果として産まれた
世界遺産の風車群。
オランダと水は、切っても切れない。。。
ってゆーか、何処を切っても水が出てきそうな、そんなお国でありました。



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2006年06月13日

オランダ旅行1〜エダム/アムステルダム

考えてみたら、こっちに来てから、まともにオランダを見た事がなかった。
オランダに行った事は何度もある。
でも、そのほとんどが、ウチから30分強のRoermondという所にある
アウトレットに行く等の買い物で、観光はほとんどしていなかった。
最近隣国なのに。。。

という訳で、週末にオランダ観光をして来た。
アイセル湖周辺
湖に惹かれて、とりあえず周辺をドライブ。

ネーデルランド(オランダ)は、“低い土地”の意味。
その名の通り、国土の3分の1が海抜0m以下と言う低い土地で
古来から洪水と戦って来た土地柄だけあって、
そこかしこに運河や水路が作られている。
なので、オランダの町の風景には水が多く、初夏の緑と相まって
とても清々しい。
湖周辺は、特に水が多くて

オランダって、きれいなんだ

と、初めて思った。いや、分かった。

Lelystadという湖畔の町から、湖の真ん中を突っ切って伸びている橋を渡り
対岸のEnkhuizenという港町でちょっと一休みして
チーズで有名なエダムの町へ。

kigutsuオランダらしい、木靴のお土産があったり

edam_2もちろん、エダムチーズも売っている。


エダムチーズは、チーズの周りをロウでコーティングしてあり
食べるときは、そのロウを取り除いて食べる訳だが。。。
かつてウチの母にエダムチーズを与えた所

「あのチーズ、変な味がしたね。
中の方だけだったらおいしかったのにね。」

と、ロウごと食っていたのを思い出した。。。
お母ちゃん、ごめん、配慮が足りなくて。。。m(__)m


せっかくなので味見をさせてもらうと、どれもスゴく美味しい!
結局、普通のエダムチーズ、熟成の進んだオールド、ニンニク入り、スモークチーズ
と、ほとんど全ての種類を買い込んでしまった。。。
ちなみに後の1種類はハーブ。
これもおいしかったんだけどね〜。自制しました。。。

アムステルダム
エダムを後に、アムスに着いたのは夕方。
夕食の場所を探しつつ、とにかく町に探索に出た。
と。。。


何か変?この町。。。

なんだろう。。。?

何か危険を感じるというか。。。いや、犯罪的なきけんじゃなくて。。。

建物が!!

ams_buildings建物が傾いている!

周りを見ると、どこもかしこも傾いている。
目の錯覚じゃなかろうかと、何度も目をこすってみるが

やっぱりガッツリ傾いている!
しかも結構な角度で!!

まるでダリの絵の中にいるかのような歪みようだ


聞くと、先に書いたように
オランダ(ネーデルランド)は、海抜のひく〜〜い国。
絶えず浸水と戦っては、埋め立てて土地を取り戻して来た
歴史があり、地盤の緩い所が多いんだとか。
つまり、建物のゆがみは地盤のゆがみ。
よく見ると、建物と建物の間をコンクリで埋めたり、
何か突っ込んだりして、傾きを修正(できてないけど)しようとしている。
地震大国日本から来た私としては、かなり恐い発想のごまかし方だけど
このせまい路地の入り組んだ町で、建て変えるのも大変だろうなぁ。。。
でも、地盤の弛みってことは、ゆる〜〜い地震が
時間をかけて起こってるみたいなモンだよね?!
ということは、このアムスの建物達もいずれは崩壊しちゃうの??

夕飯は、アムス名物の中華。
久々にウマい中華料理を堪能。
その後、興味シンシンで飾り窓を見学するも、
顔の3倍くらいのおっぱいをぶらさげたおねーちゃんの姿におののき
そそくさとホテルに退散したのだった。。。







risurisu_journal at 20:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 旅行